限られた愛と時間を

アイドルと日記

【考察】ジャニーズアイドルとアーティスト性【SixTONES編】

改めて先日はアンケートへのご協力ありがとうございました!

今回は回答の半分以上を占めたSixTONESについて絞って書きます。

 

前編はこちら。

rspp.hatenablog.jp

 

前回宣言した通り後編を書こうと思ったのですが、まあ案の定手こずっておりまして、かなり遅くなりそうなので先にSixTONES編を書いちゃお!ということです。

SixTONES編という名前ではあるものの、本題は「アーティスト」とSixTONESです。

 

 

 

グラフから見るSixTONESの異質さ

まずはこれを見てください。

 

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ちょっとわかりづらくて申し訳ないのですが、一番右のアーティストのところ。

SixTONESだけぶっちぎりで高い数値が出ています。

他と比べてみてもその差は歴然で、これはかなり興味深い結果でした。

 

SixTONES以外のジャニーズを見てきた方はわかると思うのですが、SixTONESはジャニーズの中でもかなりアーティストっぽい売り方をしてきています。

 

正直あんまり記憶がないのでアレですが、おそらく昨年8月にYouTubeで「アーティスト」チャンネルを開設したころから、そういう意識が強くなってきたな~という実感です。もしかしたらアーティストプロモのときからそうなのかもしれない…のですが、私は当時を知らないので…。

アーティストチャンネル開設からしばらくは割と真面目な音楽系コンテンツが多く、Jr.チャンネルのごちゃごちゃした感じからいきなりスタイリッシュになって結構戸惑った記憶があります。バラエティ系は上げないのかな~とか言ってた気もする。インスタももっとカッチリしてたよね。24HTVのときにストーリーが上がって、めっちゃびっくりしたような。

他の人がどう思ってるのかはわかりませんが、すとらじやDrive&Travel系が始まって、だんだんバラエティ系が解禁されてきた感じがあります。サムネもだんだんにぎやかになってきてますよね。バラエティ動画でもがんばって英題つけてるのもちょっとウケるんだよな。それなら公式で英字幕つけるべきなのでは…

SONYのほうはもっと顕著です。Imitation Rainのプロモーションのときも、ジャニーズという名前は一切出していませんでしたし(NAVIGATORも同様ですが)、SixTONESオフィシャルサイトでのメディア出演情報は音楽番組のみという徹底ぶり。というかサイト内にすらジャニーズっていう文字列なくない?気のせいか?

 

全体的に、「アーティストっぽさ」を打ち出してきている雰囲気はこの1年弱ずっとあります。

アーティスト視しているファンがジャニーズ内の他のアイドルに比べてほぼ2倍いるのは、こういったプロモーションが功を奏しているのでしょう。

 

個人的にKinKiやTOKIOあたりは比較的アーティストに近いと思っているのですが、そちらのファン界隈ではどんな結果が出るのか気になるところです。

 

 

自由記述のほうでも興味深いコメントが見られました。

ジャニーズに対する偏見がなくなった

 

アイドルに対する偏見がなくなった。アイドルはレベルが低いと思い込んでいたが、決してそんなことはないと思った。

 

男性アイドルへの偏見がなくなり、すべての人がアイドルというプロの職業を全うしていると考えるようになった。

 

元々ジャニーズは嫌いで内村光良さん目当てでスクール革命を見てました。スクール革命も前列要らないと思ってましたが、段々と髙地君を応援したくなりジャニーズの音楽に足を踏み入れました。未だにトンチキソングと歌が下手なグループを見かけるとイラッときますが、SixTONESは歌やパフォーマンスが上手いので見てて応援したくなります。

このあたりはおそらく初めてジャニーズに足を踏み入れた方々ですね。4つ目めちゃめちゃ辛辣で笑っちゃった。まあ世間にはこういう方は結構いそうです。私は胎教からジャニーズだし、批判的な人にあんまり出会ってこなかったのでいまいち実感ないんだよな…。

 

そのグループ(SixTONES)を好きになるまでは 音楽に感動することは無かったです。でも好きになってから音楽の力を感じるようになり 音楽に感動するようになりました。

ステキ。音楽を大切にしている彼らが聞いたら喜びそうなコメントです。

 

正直、好きとはいえジャニーズアイドルにアーティスト性なんて求めてなくて、トンチキでヲタクが喜ぶようなものでしか私の頭の中では無くて、でもSixTONESを見た時、この6人は違うって初めて思えたグループでした。良い意味で裏切ってくれて、私はただ好きだけじゃ無くて期待ものせて応援しています。

私もこれに近いかな~!SixTONESはちょっと違うな、という気持ちは割とありますね。SixTONESの意識は外を向いてるなと感じます。他がそうじゃなかったという訳ではないけど、SixTONESはより顕著かな。

 

彼らが「アイドル」であることに疑問を持つことはある

うちわを持っていく人がたくさんいるライブを開いていることに違和感がある

びっくりしちゃった。ここまでアーティスト視している方がもう既にいるんですね…。

うちわに関して言えば、本人たちや我々ファン層の年齢が上がったらまた変わってくるんじゃないかな。もちろん幅広い年齢層に支持されてほしいのは前提ですが、中心となる層はやっぱりアイドル本人と同世代ですし。彼らがいつまでうちわを売り続けるかによると思います。

 

ジャニーズアイドル・SixTONES

ここまでSixTONESのアーティスト性について書いてきましたが、なんだかんだ言っても全体を見ればアイドル視されている方が多かったです。

 

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このグラフを見てもわかる通り、好きなところの要素は他のアイドルとそんなに変わらない。


冒頭に書いた通り、今回はアーティスト性についての話なのでアイドルとしての彼らの話は本編で書きますが…。興味深い話、素敵な話がたくさんあった。

 

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※一番は他のもの(だがアイドルの中では一番)

これも面白い結果が出ました。デビューして半年経っていませんし、メインに据えている人が多いのでしょうか。でもたとえ一番じゃなくても、ライトなファンも増えるといいな〜。せっかく音楽に力を入れているので、幅広い層に聞いて欲しいよね。サブスク解禁してくれよ。頼むよ…。

 

まあYouTubeのおかげで、今までと比べればジャニーズ音楽は聴きやすくなってきてますよね。既存のデビュー組もどんどん解禁していけばいいのになと思ってしまう…。

 

 

そもそもさあ…

ちょっと本題からズレます。以下の文章は特定の誰かに宛てられたものではなく、仮想敵へのキレです。人間と人間は分かり合えないという前提で読んでください。

 

 

SixTONESに限らず、アイドルに対して「アイドルじゃない」みたいな表現が褒め言葉として言われることが結構あるんですよね。

私はあくまでもアイドルである彼らが好きな自覚があるため、アイドルが「アイドルじゃない」という意識をもって振舞い始めたらマジで一瞬で冷める気しかないんですが…。アイドルじゃない存在としてまた一から関係を築かなければいけなくなる。SixTONESに限って言えば、アイドルである彼らが、アイドルへの偏見をブチ破るストーリーを望んでいます。根っからのドルオタとして、そういう意識がある。

 

まあそれはともかく、アイドルとアーティストの違いって何でしょうね?

売り方やプロデュースのとこじゃなくて、もっと根本的な話。

 

今回「アーティスト(興味の対象が主に音楽などの作品)」という選択肢を作りましたが、アイドル以外の人間も例外なくアイドル視されるものだし、アイドルも音楽に合わせて歌い踊る存在である以上、アーティスト性というのは絶対に内包されるものなんじゃないかな、と思います。

アーティストとアイドル(偶像)性、アイドルとアーティスト性ってそう簡単に切り離せるもんじゃないでしょと思ってしまうのは、私がアイドルを見て育ったからなのかなあ。

 

そもそも人間と人間のかかわりにおいて、相手自身のことを見るのは例外なく不可能だと思っています。芸能人だろうが、非実在人物だろうが、家族だろうが、パートナーだろうが、友人だろうが、すれ違っただけの人だろうが、どんなに頑張っても結局人は自分の見たいものしか見ない。私たちは常に相手を捨象し、偶像を見ている。

アイドル以外の芸能人やアーティストに対して、ファンは一切偶像を抱いていないと言い切れるのだろうか?人間は多かれ少なかれ期待を抱いてしまう生き物なのでは?本人が押し付けられた偶像を否定することは出来るけれど、ファンが偶像を抱いてしまうのは仕方ない。お互いに人間である以上、他人をどう思おうとそれをぶつけない限りは個人の自由だから。

 

また、どんなに歌が下手で踊れないアイドルがいたとしても、それが音楽と共に在るならばアーティスト性というものは在ると思うんですよ。それが評価されるかはまた別でしょうけど。私は割と音楽重視のドルオタなので、アイドルが音楽を蔑ろにしているみたいなこと言われるとアア?ってなっちゃうね。

 

結局職業として、または商業的に、アイドル性とアーティスト性のどちらを前面に押し出すか、という点での分類があるだけのような気がします。みんなどっちも持っていて、その上でどちらを主軸にするか。それによって商売の仕方も変わってくる。

そして、アイドル性を選んだ人はアーティスト性の方を蔑ろにしていると思われているのか、馬鹿にされやすい。「アイドルじゃない」という言葉が褒め言葉として投げられる。私からしたらハ〜?舐めとんのか!???!ってなっちゃうけど…。

どちらも商売としてやってるんだから、求められるものに応えようとしたり、何かを表現しようとしたりする姿勢は、属性によって変わるものではないと思うんですよね。てか属性によって人を判断しようとすることそのものが愚かなんだよな。これは本質情報です。何においても。世界の価値観アップデートが遅すぎる。

 

マジでずっとイライラしてんだよね。アーティスト視されやすいアイドルを好きになりがちなので、動画のコメントとかで「アイドルじゃ勿体ない」とかそういう意見を見る度に、ふざけてんの?何?って言いそうになる。毎回すんでのところで堪えて布団で暴れてる。今回はキレさせてくれ。私のブログだから!!

彼らのアイドルとしての誇りを無視すんじゃねーーーーー!!!!!!

 

観測者があの人はアイドルだ、アーティストだとか決めることは出来ない。その定義は本人に拠るもので、彼ら自身の振る舞いと売り方によって、ファンの見方も、ファンダムの性質も全く違うものになる。

 

SixTONESに関していえば、彼らがどんなにアーティスト性を高めても、彼らがあくまでも職業としてのアイドル性を手放さない限りは、彼らはずっと「アーティストっぽいところもある/アーティスト性を評価される」アイドルでしょう。

 

「音楽を大切にするアイドル」は、どこまで行ってもアイドルですよ。

この点で私は田中樹とめちゃめちゃ解釈一致してるんで。彼はジャニーズの伝統を世界に持っていきたい、そのためには音楽に真っ向から向き合わないといけない*1と言っている。信頼しかない。固い握手を交わしたい。最後に笑うのは俺たちだよな!!!!!!

 

 

おわり

後半めっちゃキレちゃったけど、SixTONESのファンの意識はジャニーズの中でも異質みたいだよ、という話でした。

これからどうなっていくか楽しみですね。アーティスト性についての意識は、定期的に調査していったら面白そうです。気が向いたらまたやろうかな〜。

 

とまあこんな感じで、SixTONES編は以上です。

また本編の方でお会いしましょう。いつ書き終わるのか全くわからんけど。

 

 

 

*1:TrackONE -IMPACT-パンフレットより